2010年12月31日金曜日
SAYONARA 2010
30日はお昼過ぎに以前から事あるごとに訪問したいといっていたmiha-k夫妻のお宅へ。
miha-k夫妻のお宅は数年前まで自分が住んでいたところの割と近くなので、懐かしさも少々感じたりする。とはいってもそんな懐かしさ気分は夫妻の気配りのきいたおもてなし(焼肉・焼きそば・ドライカレーすべて美味しかったです!!)とお酒のせいであっという間に消え去る。在宅中は持参した買ってから封を開けていなかった「モテキ」DVDをひたすら流していたのだが、途中からほぼ観た記憶がない状況。
この日は19時から高円寺で以前の職場のスタッフと飲む予定も入っていることもあり、最初の段階では「ほどほどで今日は抑えます」と謙虚にアピールした割には、結局ビール大瓶6本とワイン3本を空けていたらしいので(miha-k妻さんは割と抑えてた気がするので結局男二人で大半を飲んだのか...)、まあちょっと飲みすぎですね。
で、miha-k夫妻にわざわざ見送っていただいた後は高円寺でダブルヘッダー第2戦。飲んでる途中から脱力モードに突入してしまった為、ビール一杯飲んだ後はひたすらオレンジジュースをオーダーし続ける。
そんなわけで宴は早めに切り上げて帰宅。ぐだぐだだった割には吉祥寺から三鷹の自宅まで40分ほど歩いてしっかり帰宅。因みにBGMはカジヒデキとriddim saunter。
31日は渋谷で行われているBAGSYのカウントダウンイベントに行くか、一人で深大寺で初詣をするか悩みつつ「ガキの使いスパイ24時!!」を観てたら、自分の家から割と近くのところで以前miha-k氏主催イベントでご一緒したことのある青春ミッドナイトランナーズ+spike ilandsの皆さんが飲んでいるので一緒にどうですかとお誘いを受けたのでお邪魔することに。
訪問すると昨日お世話になったmiha-k夫妻も揃っていて、ワンルームに総勢7人となかなかの人口率。各々おそろしく個性豊かな酔っぱらいモードを発揮しつつ、ババが2枚入っているババ抜き(ゲームにならない)~大貧民(ルールをいちいち確認しつつ進行)を満喫。で、最後は酔っぱらった某氏がよろけてデストロイな展開に(詳細を語るのは控えておきます)。
そんなこんなで、いろいろな皆さんのお心遣いをうけながら愉しく過ごした2010年最後~2011年開始。さよなら2010年。こんにちは2011年、でございます。
2010年12月30日木曜日
BRITA Marella
カートリッジが1個多くついていて値段が据え置きなので買うならネット購入とは決めてはいたものの、実物を店舗で確認してから購入しようと目論んでいたわけだが、まさか実際に購入するまでに半年近くかかるとは...。
で、最終的に購入したのはBRITAのマレーラ(COOL YELLOW)1.4L。自宅の冷蔵庫自体が小さいので極力コンパクトな形のものがよかったのだけれど、自分が普段から水分をかなり取る人間なので、その辺のバランスを考えて最終的に1.4Lサイズにすることに。あとマレーラは上蓋にフリップトップ式蓋がついているので、 わざわざ上蓋を外さないでも水の補充が出来るのですごく楽。
今まで自宅すぐ横のスーパーで2Lのミネラルウォーターを都度購入していて、それ自体は苦ではなかったのだけれど、空のペットボトルの処分(及び処分日までの保管)が面倒だったので、その面だけ考えてもやはり購入して正解だったかと。冷蔵庫サイズの事情から冷蔵庫内への収納自体はちょっとスペースを取ってしまうけれども。
2010年12月29日水曜日
beepluckミーティング




来年1月9日(日)に約1年半ぶりに復活するbeepluckのミーティングを夜、新宿地下にある某カフェにて行った。
beepluckメンバーが勢ぞろいするのは本当に久々で、というか結局のところ、一番顔を会わせなかったのは大将のヨシハルさんだったりする不思議。
とはいえ、みんなそれぞれ会ってしまえば変なぎこちなさなどはなく、今度のイベントについてや近況などについてざっくばらんに色々と話し込む。
個人的にはたまたまではあるけれど、ここ2ヵ月ほどは月一ペースでDJを再開してて、11月に代々木上原バル シラントロで行われた0.5周年パーティの時は変な気負いもさほどなく非常に楽しくDJできたのだけれど、その時の選曲の傾向(単に今現在自分が好きな音楽)をbeepluckに持ち込むのもまたちょっと違うしなあと、イベント当日の選曲を模索中な今。
*代々木上原バル シラントロの時のプレイリストそのままに8tracksにupしています(繋ぎや音量調整はなし)。→mooka's Kick Back(Private MIX) VOL.5-Picnic in Cilantro。
(8tracksのサービスのシステム上、曲の戻しが出来なかったり、2度目に聴く時は途中から始まったりしますが悪しからず)
2010年12月28日火曜日
MALCOLM MCLAREN
ここ数カ月の自分内リバイバルがマルコム・マクラーレン。
今年(2010年)4月に亡くなった時は特にリバイバルムードはなかったのだけれど、多分藤原ヒロシ関連の本を読み直していた時に名前を何度もみたのと、パリ周辺絡みのアイテムにいくつか興味があった時に彼の97年のアルバム「Paris」を聴き直して(今頃)ツボにはまったのが原因だと思う。
84年にイギリスで放映されたアート番組"THE SOUTH BANK SHOW"のマルコム・マクラーレン特集をDVD化した「MALCOLM McLAREN PROFILE 1984」をあらためて観て思ったのは、つくづく自分はセンスが先走ったアーティストやミュージシャンにグッときちゃうんだなあということ。多分人間性とかでいったら絶対好きじゃないはずなんだよね。彼の語り口や振る舞いをみていると。
かつてフリッパーズ・ギターが「性格がよくてダメな音楽より、性格悪くても音楽がいい方が良い」なんてことを捨て台詞気味に吐いていたことがあったけれど、まあこれはある意味真理だと思う。
とはいえ性格がよくて音楽もよいのに越した方がいいよね、とは常々思うけど、これがなかなかどうしてそんな作品や人とは出会わないもので。音楽の中での批評性という側面とそれを作る人の性格の善し悪しのバランスは難しいな、と思う次第です。
2010年12月27日月曜日
GLADIUM
最近は食事を家で鍋で済ませることが多い。
具材を買ってきて鍋をすると(一人で食べ過ぎるというのもあるけれど)、正直な話、外食の方が安い場合も多い。にもかかわらず、鍋にビールを合わせると飲む量が増えてしまい更に出費がかさむので、最近は白ワインをスローペースで合わせて飲んでいることが多い。
もともとワインや日本酒はあまり体質的に合わないこととこだわりがないこともあって、適当にデザイン的に好みのラベルのものと値段のバランスを取って購入するケースがほとんど。そんな買い方をしているから、なかなか口に合うものを見つけることが困難なわけだけど、ここのところはスペイン産のGRADIUM Airen Jovenの白で安定している。
大体値段的には600円~700円ぐらい(ネットでだと500円代も有り)なのだけれど、この値段帯にしては美味しく飲めるのではないかと。柑橘系の甘い香りだけど、口にすると香りほど甘くなく中辛口ですっきりした飲み口。
因みにラベルのデザインは全然好みじゃなくて、安くなければ選ばなかったんだけれど、ネットとかで検索するとスペイン産ワインのラベルってほとんどが自分の好みじゃないんだよね。
音楽のジャケ買いと同じで、ワインのラベル買いもその道は長く険しく、極めるのは困難そうだ。
2010年12月26日日曜日
この悲しい世界
それにしても、11月に八野氏絡みの正式音源としては10年ぶりにLivingstone daisy"どこにも行けないでいる"をリリースしたばかりなのに、早くも2曲目とは今までの長い冬眠っぷりからは想像だにできないいきなりの全力疾走ぶりに唖然。八野氏の紡ぐ深く美しくて繊細なことば達が有機的に織りなす詩世界と、その世界の音像化には欠かすことのできないナイーブな歌声に長いこと感服され続けている自分としては、このままふたたび"沈黙の世界"という悲しいハードルには躓かないで、するりするりと逃げ続けてほしいと思うよ。
因みにLivingstone daisyの活動の発表に関していえば、"どこにも行けないでいる"より、"この悲しい世界"の歌詞だけ先行で明かされていたのであった。一言一句「とりあえず埋めてみた」ということばが見当たらなく、基本的には慎ましくしかしながら鋭い切れをみせる詩として紡いでいくこの才能は健在というか...、単純にもっと世の中の人たちに触れられていいものだと思う。そしてこの歌詞に曲がついたらまた違う感動も覚えられるとも思う。
この悲しい世界 / Livingstone Daisy
この悲しい世界で 沈黙の響きを聴く
君の甘い髪が頬に触れる
この悲しい世界で 行き先も決めないまま
溢れて落ちる涙 唇ですくうたびに Lu Lu Lu
瑠璃色になる
Lu Lu Lu La La La Li Li Lu La
Lu Lu Lu La La Li Li Li Lu Lu La
爪弾くつたないギター 世界を変えろ
この悲しい世界の 果ての果てに僕が居て
ひと粒 レモン味のヴィックスを君の舌に Lu Lu Lu
のせてあげるよ
現時点ではLivingstone daisyがこのあとCDリリース等を行っていくのに並行して、b-flowerの方も数曲形になってきているとのこと。で、そこで気になるのはLivingstone daisyとb-flowerの違い。当然、メンバーが違うというだけでなくて、バンドとして発することに差が出てくるだろうと思うのだけれど。
で、その違いの一つとしてはb-flowerはやはりロック的(と書くとロックとはなんぞやという暑苦しい話になっていくので今回は割愛)な側面がより色濃く反映されるのではないかと勝手に推測している次第。それはまず演奏面は当然として、"現実"という"この悲しい世界"に対しての批評であったり苛立ちであったりという面がよりフォーカスされてくるのではないだろうか、と。
といいつつ、個人的には初期b-flowerの魅力の一つであったこの世界に対して抵抗とも地団太ともとれる居心地やおさまりの悪さといった"抗い"というニュアンスが影を潜めて淡々としていく中での一つの集大成の成果としてアルバム"b-flower"があるとも思っているのでそのあたりのバランスが、Livingstone daisyという新たな活動も交える中で、この2010~2011年のb-flowerというバンドとしてどういう形で鳴らしていくのか、という部分が結局のところ興味津々でたまらない次第。
と、こういったことを長々書くのも、結果として頭の中で思っていることの数10%ぐらいしか文章化できてないわけであって、パソコンのモニター上に文字を埋めていて溜息しか出てこないわけなのだけれども。
とにかく今言えることは、自分が彼らの再活動を喜んでいて、これからの活動を楽しみにしていて、そして、とても期待しているというささやかなことなのです。

2010年12月25日土曜日
total feedback
今日は高円寺HIGHで定期的に開催されているライブイベント"total feedback"の日。hourmusikやlove love strawなど観たいバンドがうまい具合に被っていたので観に行こうと前々から思っていたのでR。
到着して友人たちと乾杯を済ませた頃、hourmusikのライブ開始。hourmusikのライブは初見だったのだけれど、シューゲイザーとかドリームポップとかステレオラブ系とかって物言いで語れそうで語れないボーダー感故の面白さを感じた。行儀よくおさまりそうでおさまらない感じがきちんと音として出ていつつポップなサイケ感があるというか。ステージ後ろに映っている映像と音が相まってるのもこのバンドを楽しめる一要素として機能しているとも思った。
その後のcivic、sugardropのライブも初見(多分)。それぞれにいいなと思えるところを発見できたのでこれまた収穫。sugardropのライブ後半のvelvet crash"Drive me down"のカバーも嬉しいサプライズだったり。
そして最後はlove love straw。love love strawで自分が好きなところは、ある種狂気まじりの甘ったるいメロディと歌声とUK /US Rockテイストとの溶ろけ具合なのだけれど、この日もそれを充分に満喫することができた。アンコールラストで急遽決まった"secret"は結構なぐだぐだ具合だったけど、個人的に相当に好きな曲であるのと季節柄というのもあって、結構なクリスマスプレゼントであったかと(あとライブ音源10曲入りのCD-Rなども)。
あとは余談ながら、イベント終了後のHIGH打ち上げからの梯子先では途中からスリープモードに突入して申し訳ありませんでした...。

2010年12月24日金曜日
12月24日もしくは25日についての雑感
クリスマスに関していえば個人的にはタモさんがテレビ上でつぶやくような反クリスマス運動を起こす気もなくて、クリスマスというキーワードがその人それぞれの一日が楽しいものになるためのきっかけとなるのであれば別に宗教上だとかカップルがいちゃついていてとかそういうことに関しては寛容にとらえたいと思っている方(とはいえ舌打ちの衝動に駆られる時もあったりはしますが)。
例年、この季節になるとレコード棚から取りだしたくなるアルバムがいくつかある。それは例えば、prefab sprout"JORDAN:THE COMEBACK"だとか、el recordsの一連のコンピレーションアルバムだとか。V.A."amen"の赤いキャンドルジャケットとかジャストな気がする。あとはクラブでこの時期によく回したのはカジ君監修でtrattoriaからリリースされた"THE WORLD SHINES BRIGHTLY "収録曲 THE PEARLY GATECRASHERSの"kung fu X'mas"とか。trattoriaのクリスマス物としては"THE EXOTIC CHRISTMAS"についていたイメージビデオも好きだったな。
なんてことを回想させてくれる機会を与えてくれること自体が、クリスマスによる一つの恩恵なのかもしれない。
2010年12月23日木曜日
PicTarot
いわゆるタロットカードをアプリ化したものなので、操作としてはカードを引いて、その絵柄のカードの意味するところをチェックするだけなのでとても簡単。
カードの説明が日本語化されていないのが残念で面倒なところではあるけれど、シンプルな単語中心での説明がほとんどで、相当に英語が苦手な自分でもある程度の意味を把握できている(と思っている)ので、まあ多くの方々は大丈夫でしょう。
自分としては実際にカードの内容が当たっているかどうかよりも、出てくるカードに描かれているキュートでちょっと奇妙な絵柄やデザインの数々自体を楽しんでおります。


2010年12月22日水曜日
Trace
laika came backとしてのファーストリリースだった"Landed"が鐘の鳴る音から曲が始まるのに続いて、新曲では風の吹く中を積雪を踏みしめて歩く足音から静かに曲にフェードインしていくスタイル。そしてシンプルだけれど確かな強度をもったことばと車谷氏のやさしさとせつなさとつよさを携えた歌声に重点が置かれた曲構成も同じ。
車谷氏の鳴らす音楽に何を求めるかは人それぞれだけれども、氏のラウドな面よりも強気な発言よりもメランコリックな側面により強いシンパシーを感じる自分としては、"Landed""Trace"の2曲のような曲をあと4~5曲まとめてアルバムの形にしてくれたら相当に重宝するだろうな、と思う。AIR期にリリースしたアルバムでは様々な音楽スタイルを1枚のアルバムの中に落とし込んだ結果として散漫な印象の残るアルバムも多かったように思うので。
それにしても"Trace"のフライヤーの写真、曲から浮かび上がるイメージとすごくリンクしていて、とても好き。

2010年12月21日火曜日
ゴーストトリック for iPhone
最近はDS自体あまりプレイしたいゲームがなく、少し前にDS本体を人にあげてしまっていたので、わざわざこのゲームやる為だけにDSを買い直すのもなあと思っていたのでこのアプリのリリースは非常に有りがたい次第。
第2章までは無料でプレイできてその後はあらためて数章ごとに購入するシステムなわけだが、12/21まで期間限定で1200円で一括ダウンロードできるので即購入。
iPhoneの大きさだと正直プレイしていていらつくゲームが多かったりするわけだけれども、このゲームに関していえば操作面含めて逆にプレイしやすいかもね、という感じ。
そんなわけで師走であわただしい中、暇をみてゲームを進めていくとしよう。
*DS用ソフトの動画。内容に大きな変化はない模様。
2010年12月20日月曜日
2010年12月19日日曜日
sound of mellow madness
夕方、郵便ポストをのぞいたら先日注文したhiroshi fujiwara"in DUB with LUV"が届いていたので、さっそく聴く。
藤原ヒロシに関していえば、彼の容姿やファッションについては特に好きでも嫌いでもないのだけれど、音楽だけはもう10数年ずっと聴き続けている。彼の紡ぐ刹那さを内包した音の調べと、DUBによる深遠なサウンドスケープは適度な音量で流しているだけで、ある種の覚醒とある種の癒しともいえる効果を自分に与えてくれていると思う。
昨年は「丘の上のパンク」「Personal Effects」と出版面での活動が目立ったけど(まあ曽我部恵一と組んだり音楽活動もしてたけど)、今年は夏前に"MICHAEL JACKSON/JACKSON5 REMIXES"、そして12月に今回の"in DUB with LUV"と2作品リリース及びYO-KINGとのユニットなど音楽面での動きが多くて個人的には彼をチェックしていて楽しかった1年だった。まあYO-KINGとのユニットはぴんとこなかったのが正直なところだけれども。"in DUB with LUV"での香料を含ませた真空パック販売も開封が面倒になったというのが本音だけれども。
でもまあ彼のセンスを活かした上でのDIY感ってのは、ビジュアル的にかっこいいとかかっこ悪いとか、音楽的にギターや歌が巧いとか下手だとかそういう部分を超えた上で成立させているわけであって、個人的には全然ありだと思う。誰もが同じことをしようとしてもできない一つの才能なのは間違いないわけだから。
BOY MEETS GIRL vol.82

もうずいぶんと昔のことになってしまうけれども自分主催DJイベントで回してもらったり、逆にイベントに声をかけてもらったりと、頻繁に会うわけではないけれどつき合い自体はとても長いmiha-k氏が1年ぶりにBOY MEETS GIRLに復帰ということで高円寺に遊びに行ってきた。
今回のパーティーはBOY MEETS GIRL自体が14周年、そして時期的にはクリスマス直前とお祭り気分は相当なもので、レジデントDJの関根さん、復帰のmiha-k氏、横浜エヴァーグリーンのナオキ氏、ファビュラス・パレードの豊島さん各々のセレクトする音楽がダンスフロアへのはなやかな光と昇華し、フロアで踊る永遠のBOYS & GIRLSにきらきらと降り注ぐ様はちょっとした圧巻ものだった。
イベント終了後の関根さんの挨拶交じりのドーナツトークでは、音楽や本や映画などのカルチャーに対する愛と、それに対しての現代カルチャーの現状への苛立ちが混濁したまま、あっちへ行ったりこっちへ戻ってきたりしてループしてたけど、そのどうにも抑えがたい思いが枯れない限りはこのパーティーは14周年という節目は節目としてまだまだ突き進んでいくのだろうなあと思えてならなかった。
そして音楽だけでなくて、フリーペーパーやプレゼントCD-R、ケータリングチームNicolasのお菓子といったイベントを彩るサービスがまたこのパーティーの絶妙なアクセントとして機能しているのも素敵なことだと、帰宅後にお菓子をほおばりながら思ったりもした。
2010年12月18日土曜日
beepluck vol.133開催決定!!


唐突ではありますが新年早々、beepluckを久方ぶりに開催することが決定しました。
09'5月のtahiti80&phoenix特集以来と約1年半以上も間が空いてしまいましたが、新年会も兼ねてぜひぜひご来場よろしくお願いします。尚、今回の開催場所は下北沢ではなく高円寺AMP cafeですのでお間違えないよう!! 詳細はフライヤーもしくは下記をご参照ください。
【beepluck vol.133】高円寺 AMP cafe
2011.1.9(sun) Open17:00~
DJ:Yoshiharum, mooka_hitachi80(アケシン), 阿部孝行, harax, ume-rock
http://
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そういえば前のbeepはtahiti80"Activity Center"リリース後だったんだよね...。そのtahiti80も2月には新作"The Past, The Present and The Possible"が出るという割と狙ったかのようなタイミングっぷり...って、全然狙ってないのが実情です。
2010年12月17日金曜日
残念無念な夜
■attoloop@渋谷Wasted Time
・ライブは当然として、1月リリースの新曲のプレバージョンのダウンロードパスワードを販売するということもあって行きたかったんだけどね。残念無念。

■plastic girl in closet presents "KITTEN'S SPOON"@高円寺HIGH
・cruyff in the bedroomのユウスケさんからのお誘いもあったし、こちらもライブは当然として個数限定らしいけど新曲"Raspberry Plant"PVのDVD-Rをプレゼントもありとのことだったんだけどね。残念無念。
2010年12月16日木曜日
travatar
個人的には"foursquare"などをはじめとした位置情報メインのアプリは個人情報絡みで気を使うこともあって、積極的にはダウンロードしないのだけれど、travatarは自分が他人とすれ違うごとに自分のアバターと他人のアバターが入れ替わって30日間の旅を続けていくというアプリなので、必要以上に気にする必要性もないかなあ、と。
選べるアバターは十数種類あるし、他人のアバターとのコミュニケーションもできるのだけれど、アバターは(正直あまり)可愛くないし、他人のアバターも定期的にどんどん入れ替わっていくので、変に執着せずに気軽に自分のアバターの旅のルート取りを楽しめる感じ。まあ普段あまり移動しない人のアバターはそんなに遠くに行かない気もするけど、自分の場合仕事柄移動が多いので、そういった点では楽しめる要素が大きいのかもね。

2010年12月15日水曜日
EXHIBITION「JONATHAN STAEDTLERECORDS」


ウディ・アレン監督作品「人生万歳!」を観た後、恵比寿から原宿へ移動。明治通り付近を歩きながら、久しぶりにescalator recordsへ。歩き疲れたので生ビールを飲みつつ、店内に置いてあったポストパンクジェネレーションの本(主にマルコム・マクラレンのところのみ)などを読みながら休憩。
その後、1F下に新しくオープンしたkit galleryに移動してJONATHAN STADTLERさんのEXHIBITION「JONATHAN STAEDTLERECORDS」を観ることに。JONATHAN STADTLERさんはAkiraさんとYayoiさんのイラストレーションを中心とした男女ユニットとのこと。
で、今回の個展では音楽やレコードをテーマにしたイラストなどが展示されていたのだけれど、作品のそれぞれが、マッチョでもなくガーリーでもなく、かといって中性的というわけでもない絶妙にカワイイ感じとストレンジな感じが観ていて面白かった。あと飾られていたレコードジャケットに手を加えた作品も。
で、わざわざ声をかけていただいて、ご丁寧に珈琲やお菓子まで出していただいて。余談であるけれど、出していただいたpapabubbleの飴の話で、papabubbleの渋谷店がオープンした事を知る(自分が買う時は大体中野店なので...)。
あと過去のWORKSを拝見していて、映画「レイチェルの結婚」のポスター、プレス用パンフレットのイラストを担当されていたという発見もあったり。
個展開催中に展示作品をあたらしく追加していくという話もおうかがいしたので、開催期間中にまた行けたらいいなあと思いつつ、kit galleryを後にする。
あとギャラリー内にいたイヌさんが可愛かったなあ(ひょっとしたら歓迎されてないかもとか思いつつ)。
人生万歳!
40作目という節目だからというのはたまたまなのだろうけれど、舞台がNYに戻り、宗教ネタまじりの知的で理屈っぽい台詞で話が進み、コンプレックス丸出しでHネタ満載で、冴えない主人公(男)が若い女性にモテまくるという王道のウディ節がだれることなく展開していくというその手のファン的にはたまらない作品ぶりにニンマリ(ウディ・アレン自体は一般的には好き嫌いは分かれる奇才だと思うけど)。
今作では人生はうまくいくならなんでもあり、というキーワードが掲げられていて、終盤こんなのありですか?的展開が繰り広げられるのだけど、今や"事実は小説より奇なり"ならぬ"事実は映画より奇なり"なんて世の中だから、この映画ラストの"ハッピーエンディング"もあながち空想の絵空事ではないかもな、と思ったり。最後が良ければそれでいいのだ(ほんとか?)。
シニカルで笑えないのに笑えるという相反事をコメディ作品に落とし込む手腕っぷりには苦笑い交じりの称賛しかないかと。
個人的には自分の人生の節目節目でこの人の作品を観ることが多くて、良くも悪くもあれこれ思わせてくれるのだけれど、今作も正にそれ。DVD(というかブルーレイ)がリリースされたら買おうかなとか思った。

in DUB with LUV
氏の音楽作品に関しては参加アーティストのチョイス具合や曲が好きというのもあるけど、なんといってもセンチメンタル指数高めな音像自体が好みだったりする。ただ5年前にリリースされたクラシックをDUB化した「CLASSIC DUB CLASSICS」に関していえば典型的なDTMサウンドでちょっと物足りなさを感じたりしたのも事実。なので個人的にはその辺がクリアされてればいいなあと思っている次第(上記ウェブサイトで全曲試聴できるがあえて試聴せずに購入)。
オリジナルの未発表音源も楽しみだけど、ここ最近あらためてマルコムマクラーレンブーム再燃中の自分としてはINO hidefumiフィーチャリングのマルコムマクラーレン“world famous"カバーがなんといっても楽しみ。

2010年12月14日火曜日
自分の中でのアナログレコードの立ち位置
90年代初め、渋谷系が全盛期だった頃はアナログレコードを嬉々として買いあさってたけど、それから数年経って昔の音源がCDで再発されるようになった頃から自分の場合、2択の場合、CDでの購入を優先するようになった。
その理由としては、単純に収納スペースの問題とか、アナログだと聴く機会が減るとか、数万円するレコード買うならその数万円で数10枚のCD買っていろいろ聴く方が楽しいとか、DJの時よっぱらって盤を踏みつけて割ってしまうとかいろいろあるのだけれど。
レコードにせよCDにせよダウンロード音源にせよ、それぞれにメリットデメリットがあると思うので、各々が自分の志向や趣向に合わせて選択していけばいいと思っているのだけれど。ただ、最近だとアナログレコードにその音源を落としたCD-Rを付けてのリリースもあったりして、これは気が利いてていいなあと思う。この形態なら多少割高だとしても、レコード購入欲が促進されるのは間違いないですね。
写真の左のレコードはDJの時、自分がおそらくアナログで一番回した機会が多いTHE LOOKING GLASS"MILLOR MAN"。右側は自分がAZTEC CAMERAのアルバムで一番ヘビーローテションした"STRAY"。ジャケットがとにかく好きでこれはCDで買った後、アナログを買い足したパターン。
2010年12月13日月曜日
transfer
最近は暇な時間をみてはCDをフラッシュ・ディスク・ランチのCDケースに移し替えている。
もともとはここ数年の引越のタイミングに合わせて、通常のCDケース1枚分の厚さで3枚分の収納が可能なこのケースへの移し替えと断捨離的作業だったのだけれど、(最近はごぶさた気味だけど)DJやる時もいわゆるレコードサクサク的動きで音源を探せて思いのほか快適だったり。
このCDケースはタワーレコードで買うのが一般的だと思うけど、CDソフトケース.comでまとめて購入すると1パックあたりの単価も下げられるので、お得です。まだ所有しているCD類の3~4割ほど移し替えが残っているので、ピッチを上げて移行を進めていこうか、と。似たようなCDケースでいうとコクヨのMEDIA PASSもフラッシュ・ディスク・ランチのケースより洗練されたデザインで気にはなるんだけど、今のところ浮気の予定はないです。
2010年12月12日日曜日
2010年12月11日土曜日
ノルウェイの森と吉祥寺
都内の映画館で観てもよかったのだけれど、なぜ吉祥寺で観たかというと原作でワタナベ君の転居先が吉祥寺の郊外であることや、井の頭公園が映画「ノルウェイの森」のロケ地の一つであるのがその理由。もっとも、一番の理由は家から自転車を15分ほど走らせればよいというたわいもないことだけれども。
さて今回の映画化に伴っては、観る時は(あえて)映画に期待しないで観ようと鑑賞前の気持ちをコントロールさせていた。で、そのせいもあってか、観た後の第一印象としては思っていたよりは楽しめたかな、という感じ。
原作の長さを2時間ちょっとの尺にまとめるにあたっては、やはり各々の登場人物を描き切れてるとは言い難かったし、後半は台詞の追加やアレンジも増えてきて、原作を読んだ自分の中での作品感とはやはり隔たりがあった感は否めない。
とはいえ、トラン・アン・ユン監督独特の映像美や音楽の使い方などの演出力にはやはり魅かれるものがあったし、自分の中では映画を観るまで違和感がぬぐい切れなかった菊地凛子の直子も最終的にはこれはこれで有りかなと思えたこともあり、観てよかったとは思う。まあ緑は綺麗すぎると思うけどね、正直。そして原作・映画共にハツミが個人的なツボだった自分にも失笑。
帰りは映画の余韻を引きずりつつ、吉祥寺で購入したデジタル一眼の単焦点レンズをカメラに取りつけて、井の頭公園の中でシャッターを切ったりしながら家路へと向かった。
あとは「ノルウェイの森」と同じく、今日から公開のウディ・アレンの「人生万歳!」を近々観に行こうと思う。そして近年のウディ・アレン作品を公開していた恵比寿ガーデンシネマが1月で閉まることをとても寂しく思う。
2010年9月28日火曜日
YMOというよりは幸宏氏に思い入れがあるのでR
本社が推進している業務に関する会議は約1時間押して2時間ほどで終了。
帰宅時は車を運転しながら「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」のポッドキャストを聴く。こないだ聴いた映画「BECK」についての回は宇多丸氏がゲストの町山氏に押し切られてた感があった訳だが(それはそれで面白いし、個人的には町山氏も好きな訳だが)、まあそこは基本的には番組を進行するホストな訳だし、その辺の対応具合というか化学変化が面白かったりもするねえとか直近の回のポッドキャストを耳にしつつ思ったりしていたら家に到着。
遅くなった夕食を取る前に近所のTSUTAYAに立ち寄る。DVD3枚+CD2枚(で一週間1,000円)を借りて、更に雑誌「My Space From JP.ReaL」を購入。最近はあまり雑誌(特に音楽絡み)は買わないmy傾向な訳だが、YMO周辺(というか高橋幸宏氏15,000字インタビューって!!)+World Happiness 2010特集となるとさすがに買わなきゃな(でも900円は高いと思うよ)。
夕食を食べながら、買ってきた「ReaL」のページをめくりつつ、泥酔→居眠りしてスカパラ~プラスチックス~YMOのラスト3バンドを完全に観逃すというある意味贅沢というか単なる馬鹿というかそんな2010年のmy world happinessがフラッシュバックしてきた東京の夜は深夜。


2010年9月11日土曜日
b-flower/Live 1991
10年代というありふれた括りもどうかなとは思うけれども、そんな時代の波のせいもあるのだろうか。2010年は自分が思い入れのあるアーティストが不思議なくらい、再活動や新作の発表といった選択肢を選んでくれている。
で、自分は、密かにこっそりとあともう一バンドだけ再活動をなにより心待ちにしているバンドがいて。そのバンドはb-flowerというバンドなのだけれども。
昨年の今頃からブログをスタートさせ、自身にまつわる英国のアーティストや音楽の紹介を中心にしつつ、b-flowerという自らがフロントにたつバンドの再活動についても触れてきていた八野氏。
最初からブログ1周年というタイミングでの狙い撃ちを目論んでいたわけでもないのだろうけど、ようやくその再活動に関しての(ある程度)具体的な予 定を発表してくれた。もうね...、心の底から嬉しいかぎり。と同時におそろしくレアであろうインディーズ期の東京初ライブ映像のアップというおまけ付 じゃないですか。
自分はライブとCD等のメディアでいうなら、CD等の購入の方に比重をおいていて、よほど好きなアーティストでも頻繁にライブを観に行ったりはしな い傾向が顕著な人間だ。だけれども、東京で行われたライブでの出席率(当然、ライブ回数が少ないアーティストで観に行った回数が多ければ率としては高くな るのだけれど)でいうならこのb-flowerというバンドが一番高いはず。90年前半のこの頃、英国音楽の影響が顕著な日本のバンドはたくさんいて、か なり音源はチェックしていて、ライブ観にいく機会はそれなりにあって結構な数のバンドを観た気がするのだけれど正直「悪くないけどライブは別にもう観なく てもいいかな...」というバンドが多かった(もちろんその後、ブレイクしていったバンドもいるのだけれど)。
そんな中、b-flowerはいつ冷めてしまってもおかしくないささやかながら確かな微熱を武器に、音源とはまた異なったライブならではの魅力も同 時に放っていたと思う。繊細さと表裏一体が故の凶暴さとでもいうのかな。この動画を観ると、儚くもそれ故の強さを感じることができると思うのだけれど、ど うかな。
文体練習
帰宅後、久々に本棚から「文体練習」を取り出して、読み返してみる。
こ の本は1つのとある日常風景を、"メモ風""複式記述風""控えめ風"など99通りの異なる文章で綴っている本。このように説明してもおそらくはその面白 さは伝わらないと思うので、街の本屋やあなたの住む土地にある図書館などで見かけることがあったら一度手にとってページをめくっていただきたく切に思う。
1つの事柄に対してスタイルを変えて文章を書くという行為は、ともすれば手先で言い回しを変えるだけに見えがちだけれども、実のところ、それ以上に豊かで知的でユーモアのある行為であることがわかると思うのです。
レーモン・クノーというと「地下鉄のザジ」の著者として有名だと思うのだけれど、自分の中では完全に「文体練習」の著者としての認識のほうが圧倒的に強いです。
この「文体練習」はコミック版にアレンジされた「コミック 文体練習」という本も後に発刊されていて、自分はこちらの方はまだ読む機会に恵まれていないのだけれど、いずれ読んでみたく思っている次第。
あと、この「文体練習」の訳者、朝比奈弘治氏の訳の仕方が粋で素晴らしいことを最後に付け加えておきます。
