2010年9月11日土曜日

b-flower/Live 1991

小沢健二。サニーデイサービス。Laika Came Back。PLAGUES。VENUS PETER...。

10年代というありふれた括りもどうかなとは思うけれども、そんな時代の波のせいもあるのだろうか。2010年は自分が思い入れのあるアーティストが不思議なくらい、再活動や新作の発表といった選択肢を選んでくれている。

で、自分は、密かにこっそりとあともう一バンドだけ再活動をなにより心待ちにしているバンドがいて。そのバンドはb-flowerというバンドなのだけれども。

昨年の今頃からブログをスタートさせ、自身にまつわる英国のアーティストや音楽の紹介を中心にしつつ、b-flowerという自らがフロントにたつバンドの再活動についても触れてきていた八野氏。

最初からブログ1周年というタイミングでの狙い撃ちを目論んでいたわけでもないのだろうけど、ようやくその再活動に関しての(ある程度)具体的な予 定を発表してくれた。もうね...、心の底から嬉しいかぎり。と同時におそろしくレアであろうインディーズ期の東京初ライブ映像のアップというおまけ付 じゃないですか。

自分はライブとCD等のメディアでいうなら、CD等の購入の方に比重をおいていて、よほど好きなアーティストでも頻繁にライブを観に行ったりはしな い傾向が顕著な人間だ。だけれども、東京で行われたライブでの出席率(当然、ライブ回数が少ないアーティストで観に行った回数が多ければ率としては高くな るのだけれど)でいうならこのb-flowerというバンドが一番高いはず。90年前半のこの頃、英国音楽の影響が顕著な日本のバンドはたくさんいて、か なり音源はチェックしていて、ライブ観にいく機会はそれなりにあって結構な数のバンドを観た気がするのだけれど正直「悪くないけどライブは別にもう観なく てもいいかな...」というバンドが多かった(もちろんその後、ブレイクしていったバンドもいるのだけれど)。

そんな中、b-flowerはいつ冷めてしまってもおかしくないささやかながら確かな微熱を武器に、音源とはまた異なったライブならではの魅力も同 時に放っていたと思う。繊細さと表裏一体が故の凶暴さとでもいうのかな。この動画を観ると、儚くもそれ故の強さを感じることができると思うのだけれど、ど うかな。


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