夕方、郵便ポストをのぞいたら先日注文したhiroshi fujiwara"in DUB with LUV"が届いていたので、さっそく聴く。
藤原ヒロシに関していえば、彼の容姿やファッションについては特に好きでも嫌いでもないのだけれど、音楽だけはもう10数年ずっと聴き続けている。彼の紡ぐ刹那さを内包した音の調べと、DUBによる深遠なサウンドスケープは適度な音量で流しているだけで、ある種の覚醒とある種の癒しともいえる効果を自分に与えてくれていると思う。
昨年は「丘の上のパンク」「Personal Effects」と出版面での活動が目立ったけど(まあ曽我部恵一と組んだり音楽活動もしてたけど)、今年は夏前に"MICHAEL JACKSON/JACKSON5 REMIXES"、そして12月に今回の"in DUB with LUV"と2作品リリース及びYO-KINGとのユニットなど音楽面での動きが多くて個人的には彼をチェックしていて楽しかった1年だった。まあYO-KINGとのユニットはぴんとこなかったのが正直なところだけれども。"in DUB with LUV"での香料を含ませた真空パック販売も開封が面倒になったというのが本音だけれども。
でもまあ彼のセンスを活かした上でのDIY感ってのは、ビジュアル的にかっこいいとかかっこ悪いとか、音楽的にギターや歌が巧いとか下手だとかそういう部分を超えた上で成立させているわけであって、個人的には全然ありだと思う。誰もが同じことをしようとしてもできない一つの才能なのは間違いないわけだから。
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