巷はどういう状況なのかよくわからないけれど、例年にも増して今年はクリスマス・ムードというものを感じないまま、12月24日を迎えた気がする。正直なところ「ああ、クリスマスか」とあらためて実感したのは、営業車でiPhoneのバッテリーが切れて仕方ないからラジオをつけた時に立て続けにクリスマスソングが鳴らされた時であった。
クリスマスに関していえば個人的にはタモさんがテレビ上でつぶやくような反クリスマス運動を起こす気もなくて、クリスマスというキーワードがその人それぞれの一日が楽しいものになるためのきっかけとなるのであれば別に宗教上だとかカップルがいちゃついていてとかそういうことに関しては寛容にとらえたいと思っている方(とはいえ舌打ちの衝動に駆られる時もあったりはしますが)。
例年、この季節になるとレコード棚から取りだしたくなるアルバムがいくつかある。それは例えば、prefab sprout"JORDAN:THE COMEBACK"だとか、el recordsの一連のコンピレーションアルバムだとか。V.A."amen"の赤いキャンドルジャケットとかジャストな気がする。あとはクラブでこの時期によく回したのはカジ君監修でtrattoriaからリリースされた"THE WORLD SHINES BRIGHTLY "収録曲 THE PEARLY GATECRASHERSの"kung fu X'mas"とか。trattoriaのクリスマス物としては"THE EXOTIC CHRISTMAS"についていたイメージビデオも好きだったな。
なんてことを回想させてくれる機会を与えてくれること自体が、クリスマスによる一つの恩恵なのかもしれない。
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